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冊子デザイン(エディトリアル)

Client|日本医療政策機構さま

クライアントは、非営利、独立、超党派の民間の医療政策シンクタンク『日本医療政策機構(HGPI: Health and Global Policy Institute)』。市民主体の医療政策を実現すべく、中立的なシンクタンクとして、幅広いステークホルダーを結集し、社会に政策の選択肢を提供し続けている。

私がデザインを担当した冊子は、約1年間議論されたアドバイザリーボードの議論を取りまとめた報告書で、2023年5月12日に同機構が長崎大学と共催した長崎プラネタリーヘルス専門家会合「COP27およびCOP15からG7広島サミットへ:地球規模で生じている気候変動、環境、生物多様性と 人間の健康に関する課題解決に向けた新しいパートナーシップ」でも配布するためのものだった。日本語版・英語版共に担当させていただいた。

原稿を拝読すると、スッキリと明快な原稿で、わかりやすく章立てされていた。その章立てに沿って、台割をし、図解やタイトル文字の強弱で短調にならないようにデザインでサポートした。

内容は、私自身も大変興味深いものだったので、読者の気持ちを保ったまま、デザインに取り組めた感がある。医療分野でも環境に配慮できるアクションがあることや、プラネタリーヘルスというワードも、今回のお仕事を通じて初めて知ることができた。

同機構の品位を保ちながら、読者に親しみと信頼性を与えるような書体や配色・イラストのタッチにしたのも、この冊子をデザインする上での留意点だった。

私は、医療分野や環境分野のデザインの仕事を、率先して受けたいと思っている。数年前から、その傾向が強い。

直接・間接に関わらず生命を守ることに繋がる活動に、デザインの力が寄与できたらと、強く願っているから。

日本医療政策機構(HGPI)

https://hgpi.org/

エディトリアルデザイン|アソシエ ペーデー

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この冊子は、5月10日に同機構のWebサイト上でPDF形式がダウンロードできる。

 

また、以下の活動で、冊子をご利用いただいたとのこと。

【全国紙|読売新聞】医療や健康 専門家シンポ きょう開幕 G7保健相会合に合わせ
2023/05/13

【地方紙|長崎新聞】G7記念 長崎大など国際シンポジウム 国境、業界の枠超え連携を
2023/05/13

【テレビ|テレビ長崎】熱中症も緊急課題、WHO担当者ら「気候変動と健康」議論【長崎】
2023/05/12

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